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豚に真珠を ~ Give Pearls to a Swine.
外国語に精通していない店主が見ていて楽しいビジュアル系洋書の紹介。
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■ SWATCH
2005年11月22日 (火) 01:36 * 編集
swatch.jpg

時計界の黒船 SWATCH

店主評価★★★★

はじめてSWATCHを手にしたのは20年ほど前、海外のおみやげとしてもらったベルトもフェィスも真っ黒のもの。時計が「おみやげ」になるということにも驚いたが、その「軽さ」に驚いた。

当時まだまだ時計は貴重品で「安い時計」というものもあるにはあったように思うが、それでも気軽におみやげとして子供にあげる値段ではなかった気がする。またそのころの時計のイメージは「厚くて・重い」。金属のごついケースにクリスタルガラスの組み合わせは安いものほど重くなる。薄く・軽い=高度な技術=高価と言う図式だった。

この時計=高価の概念を一変させたのが時計界の黒船「SWATCH」だ。ムーブメントをユニット化し大量生産、ケース・風防やベルトをプラスチックを使用することで大なコストダウンに成功。細工や着色のしやすい素材は様々なデザインを可能にし(透明や極彩色など)、服を着替えるように時計を着替える、TPOにあわせて時計を変えると言う時計の新たな可能性が生み出された。

さすがに一時の爆発的なブームは去ったが、時計のイメージを変えた「SWATCH」のはたした役割は大きい。

本書は1983~1997年までの「SWATCH」の数々が蒐集されている。例によってコレクター向けのガイドブックという体裁を取っているが、デザインに興味を持っている人がコレクターの大半を占める(と思われる)ためか、一般的なコレクション本に比べレイアウトもなかなか綺麗で満足度が高い。

当時恐ろしい値段で取引されていたものを今頃になって冷静に見て「う~ん、流行ものは怖いな」と苦笑い。
SWATCH
A Guide for Connoisseurs and Collectors
by Frank Edwards

1998 The Apple Press
225X285,160p

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