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![]() 白鷺洋書は見た目だけを店主が評価する独断と偏見に満ちた書店です。本は自分の目で見て購入しましょう
評価の基準 ★……………そりゃ、おやめになったほうが。 ★☆…………マニア向け。 ★★…………ほお~こういったものがお好きでしたか。 ★★☆………なかなかお目が高い。 ★★★………買って損はないですよ。 ★★★★……こりゃいいですよ。 ★★★★★…これ持ってかないでどうするんです? by 白鷺洋書 ■ Links
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2006年08月11日 (金) 21:18 * 編集
![]() 質実剛健、企業ものコレクション 店主評価★★ 考えてみると企業もののグッズコレクションとは面白い世界だ。企業のロゴやマーク、キャラクターに高い金を払い蒐集する。むしろ企業側からすれば身につけてもらうことで宣伝効果があるわけだから普通に考えればお金の動きが逆のような気がするのだが…。 もっとも集める人にとって「それ」が魅力的であればなんであれ全て「コレクタブル」。ではコレクター魂を刺激する「魅力」とはなにか?頭に思い浮かぶワードを羅列すると、「歴史」「カッコイイ」「ワル」「カワイイ」「テクノロジー」「ユニバーサル」「オリジナリティ」「懐かしさ」「エロ」「ローカル」「若さ」「信頼」「スピード」「新しさ」…。 本書はエンジンオイルで有名な [GULF] のコレクション本だ。コレクター魂を刺激するワードが数多く関わってきそうなモータースポーツ関連企業。オレンジディスクに濃紺ロゴのシンプルなマークはレースでもお馴染み。ル・マンでの水色にオレンジのガルフカラー Ford GT40なんてかなり格好いい。コレクターが数多くいるのもうなずける。 アイテムとしてはガルフスタンド(お店)の看板・ユニフォームといった非売アイテムからガルフ製品、ガルフグッズまで多種多様。下手にキャラクターに走ることなく60年以上続けてきた(途中マイナーチェンジはあったものの)シンプルなロゴマークを全面に押し出す展開はあくまでも硬派。質実剛健という言葉がよく似合う。 内容としては Schiffer Book スタンダード。あくまでもコレクター向けの本であり、写真も綺麗ではないしレイアウトも今ひとつ。ペーパーバックの割に結構な値段なんだからもう少し何とかして欲しいところ。
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2006年08月05日 (土) 00:54 * 編集
![]() 英国生まれのペンギン 店主評価★★★☆ 父の仕事が「英語」に関することであったこともあり幼少時育った小さな公団住宅の壁面は横文字の本で埋め尽くされていた。もちろん日本の本もあったのだろうがアルファベットで綴られた背表紙ばかりが並んでいたイメージが強い。 「ひらがな」に「カタカナ」そして数千の漢字で構成される日本語本に対して「アルファベット」に「数字」や「特殊記号」を含めても100程度(もいらないか?)で構成出来てしまう欧文本は図形を見ているようで、全く意味のわからない漢字よりも親しみを感じていたのかもしれない。 中でもオレンジ色の背表紙、タイトルの上や下に描かれたペンギンーー [PENGUIN BOOKS] は大好きだった。何冊か並ぶとまるでペンギンの行進を見ているようで何とも楽しい。意味もなくそこから一匹のペンギンを手に取ると、その表紙には文字だけで構成されたタイポグラフィカルなデザイン、写真を大胆にトリミングしたもの、大胆なコンポジション、他の本にはない独特の雰囲気を醸し出していた。 本書は1935年、イギリスで誕生してからから2005年までの [PENGUIN BOOKS] カバーデザインを収集している。本屋で「ペンギンが行列」しているカバーデザインをみて衝動買いしてしまったが、何となく記憶の片隅に眠っていたデザインに再会出来た喜びだけではなく、イギリスのグラフィックデザインの流れが感じることの出来るなかなかの良本だ。特に1c+黒(カラー1色+黒)、2c+黒(カラー2色+黒)のデザインは今見ても新鮮だ。256ページフルカラーでボリューム的にも文句なし。 本の背表紙はペンギンは居ないものの往年の [PENGUIN BOOKS] オレンジが使われているところが嬉しい。
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