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豚に真珠を ~ Give Pearls to a Swine.
外国語に精通していない店主が見ていて楽しいビジュアル系洋書の紹介。
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■ fly the art of the club flyer
2006年02月06日 (月) 22:20 * 編集
flytheart.jpg

チラシ

店主評価★★★☆

「チラシ」と聞くとあまりいいイメージを持たないのは私だけだろうか?「大売り出し」のチラシ「新装開店」のチラシ、「ピンク」チラシ…デザインが関与する余地のない「告知」に特化した情報伝達手段というような印象だ。

ところが不思議なことに「フライヤー」と名を変えるとこのマイナスイメージが一変する。何となくカッコイク思えてくる。ネーミングとは恐ろしい。日本でもクラブでのライブ・イベントの告知にこのフライヤーがよく作られており、賛同するショップやレストランにおかれていることも多い。

このフライヤーの良い点は色々な意味で「縛り(制約)」が少ないということではないだろうか。制作数も少ないし、ターゲットも限られている。趣味のあう者同士が「コレイッチャウ?」」って感じである意味前衛的で実験的といえるデザインを作っているところが面白いのだろう。

もちろん中にはレベルの低いモノも多いわけだが、とてもクオリティーの高いデザインを目にすることも稀ではない。蛍光色やメタリック色、ニス引きなど印刷に凝ったモノが多いのも特徴だ。一般的なカラー印刷の場合、CMYK(シアン・マゼンタ・イエロー・黒)という4色のインクを掛けあわせることによって表現する。つまり、4っつの版を作って4回刷るわけだ。これが2色になると当然コストが低くなる。そこで、4色使わない変わりに2~3色の特色インクを使ってより効果的なビジュアルを作ろう奮闘しているわけだ。

デザインは様々な条件が満たされた状態よりも多少不自由な場合にこそデザイナーのアイディアが発揮される。

というわけで、只でもらえるモノだが面白い発見があるフライヤーの世界。本書もこのクラブ系フライヤーを蒐集している。1996年発行なので、今見ると少々古くさい印象も否めないが、金や銀、蛍光色といった特色を使ってとても贅沢な仕様になっている。店主推奨する蒐集本の最低ページ数100ページには少々足りないが、見応えは充分だ。

ところで、純粋にフライヤーと言えるかは疑問だが、最近店主が気に入っている配布物は 「au ショップ」で毎月1日配られる「if if」。タイトルが「モシモシ」がイケテいるのかイケテないのかは疑問だが、クリアファイルに入った毎月凝ったおみやげ付きのフライヤーの楽しさは群を抜いている。蒐集し始めて3年目に入るがこのエネルギーはすごいよ。
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