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豚に真珠を ~ Give Pearls to a Swine.
外国語に精通していない店主が見ていて楽しいビジュアル系洋書の紹介。
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■ Japanese Chnildren's Fabrics 1950~1970
2005年12月13日 (火) 01:23 * 編集
japanesechildrenfabric.jpg

That's Kitsch!

店主評価★★★☆

「キッチュ(kitsch)」という言葉がある。これは「まがい物」とか「俗悪」など、悪趣味を意味するドイツ語だ。しかし、私が「キッチュ」という言葉を使う際、原語のもつ意味ほどの悪印象を抱いていない。チョット「派手」であったり「奇抜」であったり、型にはまらない独自性に対し、むしろ褒め言葉として使う場合が多い。

そうした基準からすると本書が取り上げている「日本の子供向け生地」はかなりキッチュである。派手な色、極端にデフォルメされた形態が繰り返される表現の強さは並大抵ではない。日本の染め物には様々な手法・表現があるが、子供物のプリント生地をテーマにしたあたりの作者の目の付け所とマニアぶりはなかなかなものだ。

1970年代までに絞っているあたりも上手い。これ以降はキャラクターの表現がよりリアルになりプリントも4色分解のプリントが増えキッチュと言うよりは生々しさがめだつようになる。ボリュームも充分、少々露出がアンダーめなのが気になるがフルカラーで写真点数も多い。コンディションのいい生地が選ばれているのも好感度が高い。

そういえば今後(2005現在)ディズニーアニメは全てCGによる作品になるそうだ。創造力を持たずとも全てを理解できる気分になれる現実とも虚構ともつかないバーチャルなイメージ表現ばかりを「是」とする世の中に本物の「独自性」は育つのだろうか。この本を観ているとキッチュな生地に住む時代から取り残されたキャラクターたちが「リアルだけが全てじゃないよ」とつぶやく声が聞こえてくるようだ。
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■ BLACKBOOK.SESSIONS
2005年05月25日 (水) 01:28 * 編集
20050525012530s.jpg

いわゆるグラフィティ(壁の落書き)集。

店主評価★★

グラフィティーと口に言っても「イラスト」あり「サイン」ありとおそらくそのスジの中では確固たるジャンルがあるような気がするが、これは「サイン」系。アルファベットがフラクタルな形へ変貌し、何が書いてあるか分からないあたりが「イケテル」ようだ。

単語が横に書いてあるのでそれと見比べながら「たぶん」と「きっと」+「~に違いない」をつぶやきながら判読するのが一般人の反応。「やっべっ!全然イケテル」といって、缶スプレーを手にして外へ出るのがその筋の方の反応、と言ったところか。
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